5/16 Blue Note TokyoのAnna Maria Jopekのライブに行ってきた。
結論から言うととても満足できるライブ。
Jopekはポーランド出身の女性ジャズボーカリストで、EU全体でも最近注目されている。
Eurovision Song Contest Moscow 2009 に出場し,実力が高く評価されたものの、ポーランド語の歌が中心である点が国際性に欠くという観点で惜しくも優勝を逃したと聴いた。
幸い、この点は、英語の歌詞が理解できない私には、あまり関係がない。ポーランド語の方がまだ諦めがついて良いとも言える。
メンツは以下の通り。
Anna Maria Jopek(vo)
アナ・マリア・ヨペック(ヴォーカル)
Marek Napiorkowski(g)
マレク・ナピュルコフスキ(ギター)
Robert Kubiszyn(b)
ロバート・クビスジン(ベース)
Pawel Dobrowolski(ds)
パヴェル・ドブロヴォルスキ(ドラムス)
メンツはヨペックがCD録音する際のメンツに比べると大分グレード感が落ちている。ただし、決してよぺくの足を引っ張るようなメンツではなく、手堅く客を喜ばせてくれるメンツであった。
ヨペックはBlue NoteのWebサイトにはピアノとも記述されているが、ピアノを弾くことは一度もなかった。
まず、初めてヨペクの生声を聞いた瞬間、感激して涙が出そうになった。狙ったピッチを決して外さない見事な音程コントロール。持ち味の怪しい美しさもたっぷりであった。
曲目はポーランドのフォークソング2曲に続いて、ヨペクのオリジナルが二曲続いた。その後、ギターとのヂュオや、ベースギターとのデュオ、ギタートリオ(インストだけ)が織り交ぜられていた。
中には、ステージの前面に腰掛けて、最前列の客の目の前で演奏する場面があった。最前列の客は非常においしかったに違いない。料理のポテトをギタリストにプレゼントしていた。
最後のアンコールは、ポーランド語で雪、という名前の曲で、聴衆もその単語(ポーランド語)を教えてもらって一緒に歌うことができた。
また、PAが同じ曲の場面にあわせて細かくサウンドエフェクトを変えていた点には非常に関心した。
曲場面といよりは、完全に一拍、一拍を意識して、拍単位の調整を行っている。これに関心して思わず拍手も大きくなった。
最後にはSound Engineeringとして紹介されていたので、いつも連れまわしているエンジニアということだろう。
全体を通して、Jopekにしか表現できない美しさを堪能させてもらい、とても満足した。